医療法人社団福寿会 福寿会病院

03-5681-9055

形成外科

形成外科の治療を一言でいうと、「形をきれいにする」診療科です。

現在非常勤3名(月・木・金)の診療体制です。
外科的な処置はもちろん、外来手術も可能ですので、お気軽にご相談ください。
当院では日帰りの局所麻酔手術を中心に行なっておりますが、全身麻酔での手術が必要と判断した場合には提携している日本医科大学へご紹介させていただくことがあります。

対象とする病気やけが

  • 外傷(きり傷、かみ傷、擦り傷)
  • 熱傷(やけど)
  • 潰瘍、褥瘡(治りにくい傷、床ずれ、糖尿病生足潰瘍)
  • 皮膚腫瘍(ほくろ、粉瘤、皮膚がん)
  • 顔面骨骨折(鼻骨骨折、頬骨骨折、下顎骨骨折、眼窩底骨折など)
  • ケロイド、肥厚性瘢痕(傷あと)
  • 眼瞼下垂(まぶた)
  • 腋臭症(ワキガ)、多汗症
  • 陥入爪
  • 美容外科(スキンケア相談、ボトックス) など

特長

  1. 外傷(きり傷、かみ傷、擦り傷)
  2. 形成外科は、傷のスペシャリストです。
    組織をもともとあった場所にきれいに戻すことはもちろん、局所皮弁(ひべん)や植皮(しょくひ)といって、別の場所から皮膚を借りてきて傷を治すことも可能です。
  3. 熱傷(やけど)
  4. やけどは、初期治療がとても大切です。
    赤くなったり水ぶくれができたりしたら、なるべく早めに病院を受診しましょう。やけどはⅠ〜Ⅲの深さに分類できます。
    深いやけどの場合は、手術が必要なこともあります。適切な処置がなされていれば、痕残りが少なくて済むこともあります。

  5. 潰瘍、褥瘡(治りにくい傷、床ずれ、糖尿病生足潰瘍)
  6. なかなか治らない傷のことを潰瘍(かいよう)と呼びます。潰瘍には、内科の病気が隠れていることがあります。
    当科での潰瘍治療と並行して、内科での治療が必要なこともあります。
    また、床ずれなどが悪化して黒くなったり、悪臭を伴うようになった場合は、切開する処置が必要になることがあります。

  7. 皮膚腫瘍(ほくろ、粉瘤、皮膚がん)
  8. ほくろや粉瘤、脂漏性角化症、ガングリオンなどの良性腫瘍や、脂肪腫など皮下にある腫瘍の治療を行なっております。
    皮膚がんかどうかの検査(生検)を初め、手術加療も可能です。
  9. 顔面骨骨折(鼻骨骨折、頬骨骨折、下顎骨骨折、眼窩底骨折など)
  10. 顔面骨は、バイク外傷や転んだ際に顔を強く打ち付けることで起こります。
    診断は、単純CT検査による画像診断にて行います。骨のずれが大きい場合、手術加療の適応となります。手術は7〜10日以内に行うのが良いとされています。
    鼻骨骨折は局所麻酔で治療可能ですが、頬骨や下顎骨や眼窩底骨折は全身麻酔手術が必要なことが多いです。当院形成外科は、日本医科大学形成外科と提携しており、比較的スムーズにご紹介が可能です。

  11. ケロイド、肥厚性瘢痕(傷あと)
  12. ケロイドとは、創傷治癒過程が遷延して炎症が続くために、炎症細胞の集積、血管の増生、線維組織の蓄積が起こる病気です。
    ニキビやピアス穴、外傷、手術痕から発生します。難治性ではありますが、内服や外用薬、貼付薬、注射薬、手術加療、放射線治療など、さまざまな治療及び組み合わせがあります。一人で悩まず、まずはご相談ください。
  13. 眼瞼下垂症(まぶた)
  14. 「最近目が開きにくい」「夕方になると周りが見づらい」 そんな症状ありませんか?
    指でまぶたを上に引っ張ってみてください。見やすくなるようなら眼瞼下垂の可能性があります。眼瞼下垂は、筋肉のゆるみによるもの、皮膚のたるみによるものがあります。
    それぞれ手術の方法が異なります。手術後はダウンタイムがありますが、術直後より「見やすくなった!」と感じられる患者様がほとんどです。

  15. 腋臭症(ワキガ)、多汗症
  16. 汗の分泌腺は2種類あり、1つはさらさらとしたエクリン腺からの分泌された汗です。もう1つはアポクリン腺からの分泌です。
    これがいわゆるにおいの原因になる汗であり、脂質やタンパク質を含んでいます。この分泌物や皮脂腺からの皮脂を皮膚表面の細菌が分解することで臭いの原因が発生すると言われています。
    匂いは「汗や脂などの分泌物+細菌」が原因です。このアポクリン腺は耳の中、腋窩、乳輪、陰部などに分布しており、程度が強ければ腋臭症と診断できます。
    当院で行なっている治療は自費診療のみで、エクロックゲルなどの外用剤や、手術加療(皮弁剪除法)を行っております。 当院では行っておりませんが自費診療でマイクロ波や超音波などの治療もあります。
    また、脇の多汗症に対して保険適応のボトックス治療も行なっております。
  17. 陥入爪
  18. 当院では、「巻き爪により化膿してしまった」、「ワイヤー治療などの矯正をおこなったけど治療が難しい」など、重度の陥入爪に対する外科的処置や、手術加療を行なっております。何度も繰り返す症状がある場合はご相談ください。

  19. たこ・魚の目
  20. 足の裏などにできたたこはそのまま放っておくと、バイ菌が入り炎症を起こしたり痛みを生じたりすることがあるため、定期的なメンテナンスや診察が必要です。
  21. 美容外科(スキンケア相談、ボトックス)
  22. 当院では、表情じわやスキンケアなど、美容に関するお悩みを承ります。自費診療による診察・治療も行っております。

    美容外科のご案内

対処・治癒

当科では、患者さまの悩みを真摯に受け止め、適切な治療方法を丁寧にご説明いたします。

基本的に外科的な処置を行うことが多い科ですので、診療の一部として痛みを伴う処置を強いてしまうこともあるかと思います。手術を受ける患者さまの不安をなるべく取り除くため、スタッフ一同丁寧な診療を心がけています

日帰り手術を受ける患者様へ

1 外来受診
医師と相談の上、手術日程を決定します。
基本的には、午後2時から午後4時頃の間で決定します。
月・木・金で担当医師が異なりますので、受診した曜日と同じ曜日に日程を組みます。
2 説明・検査
手術を安全に行うために、採血の検査を行います。
また、医師から手術内容の説明を聞いていただき、承諾書にサインをいただきます
3 手術当日
手術開始時間の30分前までにお越しください。
4 手術翌日
手術翌日から、ご自身で創部の処置をしていただきます。
5 術後7日〜14日目
術後7日〜14日目に抜糸です。切除した腫瘍を病理検査に提出した場合、結果説明を外来にて行います。

検査・診断方法

皮膚・皮下腫瘍:見た目の診察、超音波検査、CT検査、MRI検査などで総合的に診断します。それにより適切な治療をご提案致します。

形成外科で取り扱う疾患は幅広いため、それぞれに合わせて適切な検査をご案内致します。

受診時のアドバイス

形成外科は傷や見た目に関してのプロフェッショナルです。

当院では皮膚・皮下腫瘍、眼瞼下垂症、きずあとなど幅広い疾患に対応しております。悩んでいることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

※当院で対応できない場合は、提携している日本医科大学や、他の医療機関にご紹介させていただくこともあります。

福寿会病院形成外科は2023年4月より診療をスタートさせました。
地域において、形成外科専科を標榜し、週3日の診療日をもつ数少ない病院となります。
診療日が多いため、手術日程など柔軟に相談することができます。
症例によっては当日に手術することも可能です。
忙しく手術ができないと考えていた方もぜひ一度ご相談ください。

コラム

当科のInstagramでコラムを投稿しています♪詳しくは『fukujukai_keisei』で検索!

休診・代診

現在、予定されている休診はありません。

外来診療医師

形成外科

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初岡/亀谷/井上

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